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病院の薬剤師の年収はどれくらいでしょうか?

この記事の最終更新日は2018年02月01日です。
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病院で勤務する薬剤師の年収は

薬剤師で、一般病院に勤務する人の平均年収は、医療経済実態調査医療機関等調査の調査によれば、全体で550万円くらい、診療所の場合650万円くらいのようです。
一般病院と比べて診療所・クリニックの方が、薬剤師一人の勤務が多いことから収入も高めになるみたいです。

新卒の場合、初任給は20~25万円、初年度の年収で300~350万円と、薬局、ドラッグストア、製薬企業と比べてもやや低めとなっています。

国公立の病院の場合、初任給は20万円くらいのようですが、福利厚生は充実していて、順調に昇給もあり、役職などに就くことで年収650万円くらいになるケースもあります。

民間の病院の場合、平均的な年収は病院の規模や地域によって開きがありますが、300~600万円くらいのようです。

病院の薬剤師は、たとえ年収が低くても、医療の最先端の場で専門性を高める事ができ、医療に関わる事で地域に貢献している実感が得られ、やりがいがあることから、薬学生にとっては人気の職種のようです。

病院の薬剤師のメリットなどは

逆に、人気の職種なので、給与を上げなくても就職を希望する学生が多いことから、あえて病院の薬剤師の給与を上げる必要がない、というのが実情かもしれません。

また、どこの病院も経営改善を迫られていますが、医師や看護師はどうしても必要な人材なので待遇を悪くすることはできません。
これに比べて薬剤師は診療報酬を獲得する訳ではないので、どうしても給与などを抑えることになってしまいます。

それでも、病院の薬剤師の場合、通常の薬局では扱わない医薬品を扱ったり、総合病院だと様々な診療科目に関わるので、幅広い知識を得られます。
他にも、注射調剤業務や患者への服薬指導など、様々な経験を積むことで自信のキャリアアップが出来ることから、魅力も大きいと言えます。