ドラッグストアの将来性と、薬剤師の役割は?
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ドラッグストアは今後どのように変わっていくのでしょうか。
ドラッグストアは、店舗によっては日用雑貨、食料品、ドリンク剤、サプリメントなどを時には原価を切る価格で販売して客を呼び込み、一方で医薬品や化粧品を原価の2倍から5倍で販売することで利益を得ているところがあります。
また、1999年の薬事法改正でドリンク剤、ビタミン剤、消毒薬等の一部は医薬部外品となり、コンビニやスーパーマーケット、駅売店等でも販売できるようになりました。
2004年には健胃薬、整腸薬、口腔咽喉薬等の一部も医薬品から医薬部外品に移行され、こうした薬の販売に新規参入する企業も増えています。
さらに、2009年の改正薬事法で登録販売者制度が導入され、薬剤師以外でも、登録販売者試験に合格すれば第二類医薬品・第三類医薬品が販売できるようになったことに伴い、ドラッグストア以外でも医薬品販売に新規参入する小売業者があります。
このように、ドラッグストアも競争が激化しているようですが、やはり薬の販売には、専門知識を持った薬剤師の存在も重要なので、薬剤師が活躍できるところも広がりを見せていると言えるでしょう。
ドラッグストアの薬剤師の将来性は
一方で、ドラッグストアによっては、価格よりも、薬のプロフェッショナルとしての薬剤師による接客面のサービスを充実化させることで差別化するところもあります。
他にも、調剤を主力として差別化を図るドラッグストアもあります。
こうしたドラッグストアは、高い専門知識とスキルを持った薬剤師が求められることから、ドラッグストアでキャリアを積みながら、より専門性の高い薬剤師へとキャリアアップすることも可能となります。
ドラッグストアも、医薬品の専門知識を持ったプロフェッショナルの活躍に期待が寄せられているので、将来的に、さらに業務の幅を広げていきやすいとも言えます。
ドラッグストアは今後給与が伸びる可能性が大きく、より収入を増やしたいという人には魅力的でしょう。